エステザルグは加入者が10名ほどという、フランスでも最小規模の協同組合。
しかし、各造り手とも畑では最低でもリュット・レゾネを実践し、
醸造時にSO2を使用していません(ビン詰め時に少量のSO2を使用するのみ)。
そんな彼らの造るワインは見事にナチュラルで、だけど行き過ぎた風味はなく
安定の美味しさを楽しめるのが魅力です。
個人的にも大好きな造り手で、いざというときにエステザルグを選べば間違いなし!
と言い切れるほど信頼しています。
また、本誌の「旨安ワイン特集」でも常連の存在で、
飲むたびに「やっぱり美味しいわ~、スゴイわエステザルグ」と
改めて思うのです。
このキュヴェ・デ・ガレはラベルも味わいも、めちゃくちゃキュート
濃くも薄くもないちょうど良い濃度の液体と、果実の甘みにホッコリ癒される。
各要素のバランスも抜群で、飲み飽きることのない美味しさ。
時間とともに酸や塩っぽさも主張してきて、味わいもクッキリと浮き上がってきます。
リアルワインガイド ポテンシャル点
2016年モノ 88+点
ワインの濃度 : ふつう
生産地:ローヌ
品種:グルナッシュ主体
輸入元:稲葉