あの、ドメーヌ・ラルロの責任者を務めていたオリヴィエ・ルリッシュが
2011年にローヌに立ち上げたドメーヌがデ・ザコルです。
彼が目指してきたのは、南仏の元気いっぱいのブドウをいかに
エレガントに仕上げるか。
毎年、そのエレガントさに磨きがかかっていましたが、
この2018年ヴィンテージでひとつの完成形を見ました。
このミオセヌはトップ・キュヴェで、グルナッシュ100%。
これまでのこのワインとは違う薄めの色合いで、気品のある
洗練された香りが立ちあがります。
液体も薄めですが、その中にはうま味がしっかりと詰まり、
飲み心地はひたすら優しく流れるような流麗さ。
今は少し苦みが目立ちますが、その苦みは甘みを含んでおり、
まるで玉露のような美味しさが広がります。
洗練性と複雑な味わいを併せ持つ、なんともエレガントなローヌワイン。
オリヴィエ・ルリッシュがついにこのエレガンスを手にしました!!
リアルワインガイド ポテンシャル点 92+点
飲み頃予想 今~2040年
生産地:ローヌ
品種:グルナッシュ
輸入元:エイ・エム・ズィー